薬膳其の3
前回に引き続きお話ししたいと思う。東洋医学では、気・血・水この三つが、整うことで体の働きを維持していると考え、健康の目安にしている。その人の体質や症状を知る上での大切な目安の一つ薬膳料理を作る上でとても大切な考え方。
気(き)血(けつ)水(すい)この3つが絶え間なく全身に巡り生命を維持していると考える。3つが、偏ったり、滞ったり、不足すると体内バランスが崩れ不調につながると、考える。
薬膳的健康の目安
気 生命エネルギー
水 体液
血 血液
気が不足した状態それを気虚(ききょ)息切れや声が小さい、だるさ、目覚めが悪い、食欲不振。
血が不足した状態それを血虚(けっきょ)目がかすむ、こむらがえりを起こしやすい
立ちくらみ、髪の毛が細くなり、抜けやすい、肌のツヤ潤いがない
水分代謝が悪いその状態を水毒(すいどく)雨の日に体調を崩しやすい、顔や手足がむくみやすい、体が重くだるい、舌に白い苔がべっとりとついている、お腹を押すとぽちゃぽちゃ音がする、胃腸がムカムカし空腹感がない、痰や唾の量が以前より多いい
乗り物酔いしやすい。
このような症状がみられる時は、状態にあった食材で不足を補うようにしょう。
詳しくは、次回お話しする。